沖縄を舞台にした遠いところという作品があります。
観光という華やかで明るい部分だけでなく、より沖縄のリアルを表している作品です。
遠いところとはどのような作品で、監督や主演女優とはどのような方なのでしょうか。
沖縄に行きたくなる映画を見たいならこちらも参考に!
Contents
「遠いところ」のあらすじ
沖縄で貧しいながら夫と子供と3人で暮らす主人公は夫が仕事を辞めたことをきっかけに、暴力をうけるようになります。
幼い子供を祖母に預け水商売をしながら生計を立てますが、わずかな貯金も夫に持ち出され逃げられてしまいます。
救いようのない展開ですが、今でも沖縄である世界なのでは?と考えさせられる作品です。
「遠いところ」の評判・感想
口コミを見ての感想・まとめ
暗くて見てるとつらかったという口コミもありますが、今の沖縄を現実を見たようで感傷的になっている人もいます。 観光で華やかでおだやかな一面を持つ沖縄ですが、もっとよく知るためにも目を通したほうが良いと言える作品です。
監督の工藤将亮はどんな人?ほかの作品など
監督の工藤将亮さんは1983年現在39歳の若手映画監督です。
2017年初監督作品アイムクレイジーでは、最優秀アジア映画賞を受賞しています。
この遠いところも第56回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のメインコンペティションに選ばれていて、まだ3作目となります。
これからの作品が期待できる映画監督です。
主演の花瀬琴音はどんな役者さん?ほかに出ている作品など
主演の花瀬琴音さんは、2017年ごろからドラマなどで活動を始めた女優さんです。
本作の遠いところで映画初主演を果たしています。
君の名はで一躍有名になった新海誠監督の、すずめの戸締りでは声優に挑戦されています。
今年の4月で21歳になった若手女優となります。
「遠いところ」のまとめ
映画遠いところでは沖縄の貧困家庭を舞台として、金銭的に不自由になりながら、家庭の中で追い込まれている女性の姿を描いています。
沖縄の華やかな観光のイメージだけでなく、一歩踏み込みより今の沖縄の現実に近づいた作品となっています。
追いつめられるような展開に見ているこちら側がつらくなってはきますが、考えさせられる内容に見入ってしまいます。
沖縄に興味のある人も、この映画が気になる人も、沖縄をもっと深い目で知るためには、目を通しておいた方が良い作品です。
見る前と後では、沖縄の印象もガラっと変わったものになります。